From : いっちー
最近ちょっと気づいたことがあります。
それは、日本でMVVの事例をリサーチするよりも、海外の方がMVVの事例がたくさん見つかるということ。
小さな島国の中だけでMVVをリサーチするよりも、大陸のMVVをリサーチした方が事例も豊富だし、MVV自体が外から入ってきたものだから当たり前といえば当たり前なんですが…
MVVを受け入れた日本の土壌
それで思ったんですよ。
多くの日本人(日本企業)はMVVを導入しているわけですけど、MVVを受け入れる土壌がどうして日本にあったのかなって。
日本人のどんな価値観がMVVとリンクしたのだろうって。
MVVを日本語に訳せば「使命、理念、行動指針」だから、まあ、日本人が好きそうな感じがするよなとも思います。
日本には古くから武士道精神とかもありますし、華道、茶道などのように道の精神性みたいのもありますから、そういうこともひっくるめて考えると受け入れやすい土壌があったのかなと感じています。
MVVの発祥どこから!?
そもそもMVVって誰が言い出したんだろう?
発祥はなんだろうっていうところもありますよね。
欧米発祥ならキリスト教的な宗教観が含まれているのだろうかとか、源流を辿れば宗教的な価値観に当たるような気がしています。
調べてみたところ、諸説あるみたいですが、ピーター・ドラッガー説というのが一つの説としてあるようです。
「ドラッカー 5つの質問」という本の中にMVVの話が出てくるのですが、僕の中でドラッカーとMVVは今まで結びつかなかったので、とても不思議な感じがしました。
僕の中では島田さんがMVVワークをロイス・クルーガーから教わったということもあって、ビジネス・パートナーでもあったスティーブン・R・コヴィー博士辺りから始まったそこまで古くない考えだと思っていたところがありました。
何にしてもそうだと思うんですけど、そのものの発祥、歴史を調べてみるというのはそのものに対する理解を深めてくれます。
MVVを決めるときに自分が使用するワードについて遡って調べてみると、ちょっとこのワードは違うかもしれないって思ったり、絶対にこのワードでいこうって発見とかあったりするかもしれません。
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